2014年11月23日

切り絵の道具

まずは、切り絵を始めるのに必要となる道具です。
ここでは、カッターを使った切り絵しか解説しません。
ハサミを使う方法もあるようなのですが、やったことがないので解説できません。
ハサミを使いたい方は、他のサイトを探して下さいね。

□カッターと替え刃
最初は事務用カッターでも充分です。
物足りなくなってから、もっと使いやすい物を買ってもいいと思います。
ただ、刃だけはケチらずつかいましょう。
作品が台無しになっちゃうし、切れないカッターはイライラします。
  事務用カッター
45度刃を使って、切れなくなった刃を折っていくタイプです。
ちょっとぐらつきはありますが、ずっとこれでやっている人もいます。
  デザインカッター
普通、切り絵のやり方などのテキストで推奨されています。
丸軸が普通で、30度の専用替え刃を使います。
刃を折るのが怖いという方にはいいかも。
100円ショップでもあるようです。
  細密作業用カッター
事務用カッターのように、刃を折って使うタイプです。
30度刃を使い、軸のがたつきもありません。
ちょっとお値段が高いかな。
私が愛用しているのはこれです。
デザインカッターの丸軸が苦手な方には、これをお勧めします。
  その他
切り出し小刀など特殊な道具を使う方もいらっしゃいます。
染め物の型紙を彫る刀などもあるようなので、自分に合った物を探して下さい。

□折れ刃入れ
折れ刃は危険ですし、うっかり作品を傷つける恐れもありますから、折れ刃入れを用意した方がいいと思います。
私はのど飴の空き缶を折れ刃入れとして使っていますが、ペットボトルなんかでもいいかな。
ふたが閉まるしね。
折れ刃がたまったら、資源回収へ。

□カッターマット
これは絶対に必要です。
厚紙などで代用できないわけではないのですが、やりにくいし長持ちしません。
100円ショップでもあるので、取りあえず1枚。
あまり大きい物を切るのでなければ、A4ぐらいでいいでしょう。
長い距離を切るとき、勢い余って机まで切ってしまったりするので、大きい方が安全です。
ただ、あまり大きくても、マットごと回転ができなくなりますから、マットごと動かしながら切りたい人は、A3がお勧めです。
私は今A3を使っていますが、切る絵が大きくなったので、もうちょっと大きめのマットが欲しくなっています。

□下絵の紙
コピー用紙が適当かな。
以前は和文タイプ用の紙が売っていて、薄いのにトレーシングペーパーほどかたくないので、使いやすかったのですが、見掛けなくなりました。
切る紙に直接下絵を描く方でも、構成を考えたりするには紙に描いた方がいいでしょうし。

□筆記用具
下絵を描くのに使う、鉛筆・消しゴムなどです。
最初から切る線を決めたい場合は、ペン入れ用の製図ペンやマーカーなどが必要かもしれません。
下絵を別紙に描かないで、直接切る紙に書く方法もあります。
紙の裏から鏡像で描く場合。
紙の表から柔らかめの鉛筆などで描き、切り終わってから、練り消しで抑えるように下絵の線を消す方法など。
自分のやりやすい方法と道具を見つけて下さい。

□切り絵の紙
一番重要なようで、一番なんでもいい。
というか、これが決定版とお勧めしにくいので、こればっかりは自分で探して下さいと言うしかない。
要するに、自分が切りやすくて、自分が作る作品に合ったイメージの紙を探して下さい、と言うことです。
  折り紙・千代紙・和紙
手に入りやすくて色も豊富です。
ただちょっと千切れやすいのが欠点。
和紙は丈夫ですが、繊維が長いので、切れるカッターを使わないと、ちゃんと切れにくいです。
  洋紙
バリエーションは多いが、手に入りやすい物と、手に入りにくい物とある。
画材屋さんで、紙見本を触って確かめるのが一番です。
私は、黒い紙に、カナディアン(旧・カナディアンラップ)の一番薄いのを使っています。
薄さの割には重くて、目のつまった紙です。
ただ、あまり一般的な紙ではないので、手に入れにくいです。
  渋紙
和紙ですが、染め物の型紙などに使う、特殊な加工をしてある紙です。
かなり使いやすいとは思うのですが、それなりの値段なので。
  その他
カッティングシートとか、もう本当になんでも。
お寿司屋さんみたく、葉を切っている人もいるらしい。
ポストイットで切り絵、なんていう本もあったんじゃないかな。

□台紙
ケント紙・画用紙・ハガキ・色紙・イラストボード、等々。
お好みの物を使って下さい。

□接着剤
下絵を切る紙に合わせたり、切った作品を台紙に貼るのにつかいます。
台紙に貼らない方も、下絵を用紙にあわせるのに、なにがしか必要になるはずです。
  ステープラー(ホッチキス)
あまり細かい下絵を描かない方なら、用紙と合わせて四隅を止めればいいので、手軽です。
  セロハンテープ
ステープラーを使うより、多少ズレが少なくなります。
四辺を貼ってしまった方がやりやすいです。
葉書大の作品なら、かなり細かくてもこれで大丈夫かな。
大きい絵を描く場合で、紙が足りない場合は、メンディングテープで繋ぐという手があります。
テープの上から絵が描けるので、便利です。
手が滑って、うっかり繋がっている場所を切り離してしまっても、裏からテープで補修すれば目立ちません。
  木工用ボンド
長期飾っておく予定があったり、作品が大きい場合にはこれをお勧めします。
ヤマトのりより使いやすいですし、スプレー糊などより劣化しにくいので、剥がれ落ちにくいです。
乾くと透明になって目立たなくなります。
ようじや竹串で部分的に入れて、少しおさえて下さい。
乾きも早いです。
  アラビア糊
裏から色紙などを貼って着色するときに便利です。
琥珀色の透明の糊で、スポンジの付いた入れ物に入っています。
貼りたいカ所にだけ、ポンポンと糊を置けるので、作業がしやすいです。
  スプレー糊
下絵が細かかったり、大きかったりする場合は、これで鏡像の下絵を、用紙の裏に貼ってしまった方が切りやすくなります。
ただ、揮発性で臭いのと、そうとうあちこちへ飛び散りますから、使う場所を選びます。
スコッチ3Mしか使ったことがないので、説明はこれだけを。
   3M55
接着はやや弱いのですが、紙がかたくならなくて切りやすいです。
ただ、切っているうちにはがれてきますので、その点はちょっと使いやすいとは言えません。
   3M77
接着が強くて、はがれにくいです。
ただ、切れ味が固くなるので、力の入れ方がちょっと難しいかも。
まあ、慣れですけどね。
以前は55、今は77を使っています。
   3Mデザインボンド
実は使ったことがないのですが、55と77の中間ぐらいと言う話なので、今度使ってみようかなと。

□アルミ定規
寸法を測るには、むしろ他の定規の方がいいのですが、カッターで切ろうとすると、定規も一緒に切ってしまうので、これは必要です。
決まった寸法で枠を作りたいときは、三角定規も必要かもしれません。

□トレス台
下絵を鏡像にしたり、切り絵に着色するときなんかに便利です。
まあ、なくてもなんとかなります。

□ゴミ箱
切りかすが結構出ますから、最初から用意しておいた方が無難です。

□傷絆創膏
バンドエイドみたいなやつね。
カッターの刃は鋭いので、うっかり切ってしまったとか、突っついただけで出血とかがあるので、手近に置いておきましょう。
posted by 猫屋敷 at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 道具