2014年12月10日

島を作らないための下絵の描き方(3)

自分絵をいじる方法はこれが最後です。

□繋がない
007tunaganai.jpg
どうしても繋げない場合もあります。
そんな時は、仮に繋げておいて、貼ってから橋を切り落とせばいいんです。
仮線の赤の部分ですね。
私もやってます。
どうしても繋げなかったもので。
007mihon.jpg

□影絵風にする
008kageefuu.jpg
黒の部分が多くなって、島が出来ません。
008mihon.jpg

□輪郭を強調する
ほぼ輪郭だけで表しました。
009mihon.jpg

□混合
今まで説明した物を、色々取り混ぜて利用します。
まあ、自然とそうなりますよね。
後は、自分流を生み出して下さいね。

ここで応用として、動物を2種類上げておきます。
カバと馬です。
010kaba.jpg
010uma.jpg

さて、自分絵はこれで終わりです。
次からは写真を元にする方法と、模写をする方法を説明します。
posted by 猫屋敷 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 下絵

2014年12月08日

島を作らないための下絵の描き方(2)

下絵の描き方の続きです。

□中心で繋ぐ
004chushin.jpg
これも、やられている方が多いかな。
繋がっている箇所が多いので、安心感がありますね。

□髪やほつれ毛などで繋ぐ
005hoturege.jpg
これも、よく見掛けます。
私もこのやり方は使います。
やりすぎるとちょっと病的になるので注意(^_^;。
005mihon.jpg

□影で繋ぐ
006kagede.jpg
ドラマチックな印象になることが多いです。
006mihon.jpg

まだもう少しありますので、(3)に続きます。
posted by 猫屋敷 at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 下絵

2014年12月06日

島を作らないための下絵の描き方(1)

切り絵の下絵は少々工夫が必要です。
要するに、「島」が出来ないような絵をどう描けばいいかと言うことですね。
実際に描いてみると分かりますが、意外と風景や生き物の胴体の部分は繋がってくれます。
風景

問題は顔の部分で、なかなか繋げるのがやっかいです。
これは、人間でも動物でも同じなので、ここでは人間の顔で説明します。
他は応用と言うことで、あれこれ自分の絵でいじってみて下さい。
自分で工夫して自分流が出来上がれば、切り絵用の下絵を描くのが苦にならなくなりますよ。

□基本の顔
人間の顔ですが、髪の毛・眉毛・目・鼻・口・輪郭(耳)、が基本的なパーツになると思います。
福笑いみたいですが、これを基本に説明します。
001kihon.jpg

□中央へ寄せる
002chuouheyoseru.jpg
顔のパーツを中心に集めた感じになります。
下絵で試してみたことはあるのですが、どうもあわなくて、絵にはしませんでした。
絵本「モチモチの木」の滝平二郎さんの絵なんかが参考になると思います。

□横へ伸ばす
003yokohenobasu.jpg
これは、色んな方がやられていますから、色々見て下さい。
私もどちらかというとこれが多いです。
003mihon.jpg
posted by 猫屋敷 at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 下絵

2014年11月26日

下絵の考え方

切り絵の下絵はどうやって描くのかを考えます。

切り絵で、一番失敗しやすい過程が分かりますか。
それは、台紙に貼るときなんです。
1色で切るだけで終わりなら、貼る行程を省けます。
ですから、貼らないで終わりという方もいらっしゃいます。
でも、多色の作品を貼らないで完成させるのはかなり難しいので、台紙に貼ることになります。

1色の作品でも、台紙に貼らないと、場所がキチンと決まらなかったりすると、やっぱり貼ることになります。
そして、台紙に貼るときに、あまり離れたパーツ(島と言っていますが)がない方が、貼るときに楽になるわけです。
島がなければ貼らなくてすみますし、糊入れが部分的ですみます。

糊を入れると、どうしても紙がのびますし、乾くと縮みます。
ようするに紙が波打ってしまうんですね。
糊入れが少なければ、波打つのも最小限ですみます。

切った紙全面に糊を入れて、台紙にぴったり貼り付ける方法もありますが、技術的にかなり難しくなります。
ですから、下絵の段階で、島のない下絵を描こうとするわけです。
島のできない、あるいは島の少ない下絵を描くということが、切り絵の特徴みたいになっています。

ネットでも、切り絵の作品はたくさん上がっています。
普通の絵と切り絵、両方上がっている方もいらっしゃいます。
両方を見比べると、切り絵の特徴が見えてくるかもしれません。

次からは、具体的に説明できるかな。
いや、します(^_^;。
posted by 猫屋敷 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 下絵